【横浜市港北区】年に一度、全国各地の蔵元が大集結！約80種類の清酒がズラリと並ぶ大試飲会が開催されました！

2025/06/03 06:59 2025/06/03 19:56

横浜市港北区の酒屋さん「お酒のアトリエ吉祥本店」にて年一度開催される「青酒会」をご存知ですか？「青酒会」とは、青空の下で蔵元と共にお酒を楽しむ会のこと。今回は2025年5月24日に開催された「青酒会」に参加してきましたので、イベントの詳細情報についてご紹介したいと思います！

青酒会

イベント会場は「お酒のアトリエ吉祥本店」の駐車場。イベントは2部制で各1.5時間。第一部は13時～14時半。第二部は15時半～17時。一部が始まる前に会場に伺うと、準備が完了した会場を見ることができました！道路側のテントにお酒が並び、店舗側のテントは参加者たちがお酒を飲むスペースの用意が。

全国各地から約80種類のお酒と19の蔵元が参加する大規模なイベント。参加費は4,000円(当日券は5,000円)。試飲会形式で色々なお酒を楽しむことができます。

中々飲む機会のない高価格なプレミアム日本酒の有料試飲コーナーも！「八百新酒造」の「雁木 MUSUHI」。「八海醸造」の「八海山金剛心」。「旭酒造」の「獺祭未来へ」。「阿部酒造」の「あべ十周年記念酒」等。どの日本酒も1瓶で購入するとかなり高価なものばかり。ちょっと試してみたい方や、飲み比べをする絶好の機会です！

青酒会

会場を見渡している内に、開始30分前の時間になり、受付が開始されました。参加者であることを証明するリストバンドと、お水を飲むコップ、試飲用のグラス、豆菓子「パパ好み」、出品酒リストをもらいました！

会場内にてフードの販売も行っていました！自家製のフードも販売していて、嬉しい限り◎

青酒会

姉妹店「地鶏焼味くり家」の「炭火焼」の販売も！

青酒会

日本酒を作る時に使用する「仕込み水」のコーナーもありました。美味しい水を飲みながら日本酒を楽しむことができます！

会場に用意されたテーブルに、何となく参加者たちが定位置を決め始め、そろそろ開始の時間。そして時間になり、イベントが始まりました！参加者たちは、各々飲みたい酒蔵さんのコーナーへ向かいます。

頂いたお酒のいくつかを今回はご紹介したいと思います！まずは、秋田県男鹿市の新しいクラフトサケ醸造所「稲とアガベ」の「稲とリンゴ」。通常タイプと「稲とリンゴ SPECIAL EDITION 2024」の2種類あり、通常タイプを先に飲むことを勧められ、早速試飲。「稲とリンゴ」は、米と麹とリンゴを発酵させたクラフトサケ。使用しているリンゴは秋田県横手市の「クッキングアップルの郷」の「紅の夢」という、酸味と赤い果肉が特徴のリンゴなんだとか。リンゴの爽やかな香りが最高！甘味と酸味のバランスが良く、飲みやすい。シードルみたいな感覚で頂きました！

続いて、最高峰のクラフトサケ「稲とリンゴ SPECIAL EDITION 2024」を頂きました。樽でじっくりと熟成させているため、芳醇な香りと奥深い味わいが楽しめるんだとか。先ほどより日本酒感のある香り。後からリンゴの風味を感じられました。先ほどより、まろやかな舌触り！飲み比べができ、楽しかったです◎

山口県岩国市の日本酒メーカー「獺祭(旧名：旭酒造)」の代表銘柄「獺祭」は、沢山のラインナップがあることでも知られていますが、今回は5種類の「獺祭」が会場に。何種類かの飲み比べを楽しみました。「獺祭純米大吟醸45 にごりスパークリング」は飲み口はにごり酒ならではの濃厚な感じで、お米の甘味や旨味が心地よい。そして後味は生酒ならではの清涼感！瓶内二次発酵だからこその炭酸の爽やかさも！飲みやすいお酒でした！

岩手県紫波郡紫波町の「紫波酒造」は代表銘柄の「廣喜」ではなく、今回のイベントには新銘柄「紫宙(しそら)」のみをラインナップ。南部杜氏初の女性杜氏が醸す今話題のお酒でもあるんだとか♪今回は「紫宙純米吟醸ラムネラベル」を頂きました。実際にラムネが入っているわけではないですが、夏の爽やかな味わいとして連想させるラムネをイメージしたお酒なんだとか。にごり酒ならではの甘酸っぱさやミルキーさを残しつつ、爽やかなキレもある味わいで、夏にピッタリなお酒でした！